主に「ジャカルタに遊びにいくよ〜♪」って友達に「来る前に読んでね〜」ってつもりで、リスク管理についてまとめてみます。
(特に男子はAIDSのとこ読んどいて下さい)
(特に男子はAIDSのとこ読んどいて下さい)
ぼくは治安を考える上で(差別じゃなくて)、「月15,000円で暮らしてる人が、月40万以上もらってる人と一緒の空間にいる」ということを常に頭の片隅に置くようにしています。
■治安
ジャカルタは治安が悪いと言われています。まだ、ラッキーなことに怖い体験をしたことはないですが、気をつけるに越したことはないです。
・「夜の一人歩きはしない」
特に北のKota地区と呼ばれる場所は治安が悪いと言われてます。Kotaには歓楽街があり行く人も多いとは思いますが、夜の場合、近い距離でもタクシーに乗った方がいいと思います。
・「夜の歩道橋は気をつけろ」
両サイドでたむろしてる人が合図を送り合って、サンドイッチされます。特に高級ホテルの前の歩道橋は注意。「金持ちが歩きますよ〜」と言ってるようなもんです。グランドインドネシア、ホテルニッコー、グランドハイアット、マンダリンという金持ちゾーンにある歩道橋は特に危険と聞きました。
・「ベモには乗らない」
ベモってのは、あいのりの車を一回り小さくしたようなミニバスです。
特に誰もいない時は乗るの危険です。がばぁーっと男が乗ってきてサンドされて、強盗される可能性があります。お金がない人は、安いから挑戦したくなるんですが、財布とられるリスク考えるとタクった方が安いです。(財布とられる損失×強盗されるリスク>タクシーコスト)トランスジャカルタについては、乗っちゃダメという人がいると思いますが、こちらは乗組員もいるしぼくは夜でも乗ります。(女性や年配者は夜はやめた方がいいかも)
・「できるだけリッチじゃない格好をする」
キラキラ光るものは、レストランでつけましょう。あと、スーツやジャケットをきる時は必ずタクシーを使います。「ぼく金持ちですよ〜」っていってるようなもんです。
■デモ
ジャカルタはデモがよく起こります。デモがあったら、何が起こるかわからないんで近づかないようにします。98年の暴動の時は、「経済を牛耳ってる」とみなされてた華僑地区が放火され、死者も多数でたようです。
デモの情報は、ジャカルタ総領事館でチェックしましょう。
それと、日本も同じですが、血気盛んな場所は用心するようにしてます。
サッカーの試合で天敵マレーシアにPKで負けた時の帰りは少年たちが投石しあってました。
■詐欺・盗難
・「タクシーはブルーバード!」(高くていいならシルバーバード)
それを知ってて、「ぼくはブルーバードだよ」っていうおっちゃんが飛行場でいっぱい来ます。空港から市内までは、高くても1,500円以内でいけます。今来てるぼくのお友達は4,000円と完全ぼったくられてました。ブルーバードを判断するのは、車体が青いだけでなくて、フロントガラスに「Bluebird Group」と文字があるかどうかで判断します。スカルノハッタ空港では、ブルーバードの柄が入った青いシャツを着てるお兄さんがいるので、その人に「ブルーバードお願いします」といいましょう。タクシーの上にのってる丸いやつの柄は、鳥の形、卵の形、翼の形など様々です。ですが、全てに共通してるのは、フロントガラスです。ポイントはフロントガラス!!
※少し遠回りくらいは許してあげてください。たかが、200円くらいの違いです。ジャカルタ市内は信号が基本ないので、Uターンということもあって一概に遠回りとも言えない場合もあります。
・コンボプレーに注意!
駐在員がやられた夜のコタでのケースです。一人で歩いているとバイクがぶつかってきました。ドーン。危うくその人は、それを回避したみたいです。そして、ホッとしてると連続してドーン、カバンをやられました。いつもと違うことが起きた時は、その後も気をつけましょう。ホーチミンでは、女の子がよってきて、財布を出させたところで男がバイクで財布を取るという被害を受けた人をしっています。
・財布は前のポケットに入れる
男子で日本では後ろポッケに入れてる人いますが、盗んで下さいみたいなもんです。財布はポケットの前側に入れて下さい。
・極力スマホやタブレットは道端では出さない
まだスマホやタブレットを持ってる人は少ない。特に東南アジアではiPhoneは金持ちのシグナルです。ベトナムでは、バイクでひったくられるということもあるそうです。
■ご飯
・生水はだめ
・氷もよろしくない
・屋台も極力さけたい
ビジネス街近くではなくて、さびれてる場所の近くにあるところはとくに衛生が不安です。現地の人でも辞めたほうがいいって言われました。行くなら、ビジネス街の近くで、キレイなとこがいいと思います。ギャグがわからないけど、「鶏肉と偽ってネズミの肉おいてるとこもあるわよ〜」と現地人に言われたことがあります。
■ドラッグ
・ドラッグは死刑です
東南アジア全体で刑罰がめちゃめちゃ厳しいです。死刑になる可能性もあります。
どんな酔っ払ってても、理性がなくなりかけても、絶対にやらないで下さい。昔、東南アジアに来てた日本人はドラッグ目当てがいたみたいですが、絶対ダメです。リスクがちょー多いだけで、利益は一時の一時の一時の幻の快楽です。
・おごられたドリンクは疑え
意図的にやる日本人は少ないと思いますが、親切にされた人からドリンクおごるよって言われた時は注意です。そこにドラッグが入っていて、理性をむしりとらせて、中毒にさせられる可能性があります。
・空港で「荷物運んでくれますか?」→No!
たいがい、麻薬の密入です。絶対に運んじゃだめです。マレーシアで日本人のおばちゃんがそれで死刑になりました。彼女は知らなかったと言っていますが、実態はわかりません。本当に知らなくても言い訳と思われます、荷物は運んじゃだめ!
■AIDS
エイズリスクを負ってでも、経済的利益を得たい人は多いです。イスラムの都市、ジャカルタにもセックスワーカーはいっぱいいます。立ちんぼ、風俗店もコタ地区を中心に多くあります(イスラムで許されてないオカマやゲイも立ちんぼでいるのにはビックリしました)。
・タトゥーはすんな!
日本人でする人は少ないですが、タトゥーをする時に使う刃が消毒されずに使いまわされてる可能性があります。バリ島で先日、オーストラリア人がタトゥーで感染しました。
・ドラッグも絶対すんな!!
理性がふっとぶと、判断力がなくなります。注射を回して感染するルートが多いみたいです。最悪の最悪の最悪、ドラッグしても注射針は新品のものにして下さい。
ジャカルタは人もいいし、笑顔あふれる国です。
ただ、誘惑もあります。悪い人もいます。
リスク管理をした上でEnjoyしたいっすね。
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ちなみに、ジャカルタに始めて来る場合は、この本はオススメっす。======================
ジャカルタ出張来るなら、これ一冊を機内でサクッと読むのがオススメです!さすが日経だけあって、ジャカルタの基本情報はもちろん、ビジネス関連の情報も充実です。
ジャカルタレストラン250選―この店!いい店!旨い店! (毎日ムック)
現地日本人向けの現地新聞社、じゃかるた新聞が出しているこの本も良いですね。こちらもさすが新聞社が作っただけある、、というクォリティーです。出張者はどちらかというとアテンドされる側なので、ジャカルタによく来る人や、ジャカルタにこれから暮らします!っていう人にいいと思います。
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