2012年3月16日金曜日

バリ島にきて、ネシアのこれからの課題を考える


バリ島なう。
バリ島にきて、この観光の発展を肌で感じると、インドネシアの文化が世界に認められているようで、正直そーとーうれしい。

「インドネシアは産業、文化も含めて世界にもっと発信していくべきだ」

今までネシアを旅して感じていた問題意識があっただけに、文化の輸出という面である程度完成されたものを見た気がします。



日本はその点、産業はもちろん、文化の発信でも先進国です。京都、北海道だけじゃなくて日本全体が「カッコイイ!し、洗練された」というイメージがありますよね。
(芸能がコリアにだいぶやられてるけど。。。)

そうかんがえると、やはり「インドネシアのバリ」ではなく「バリ島」は、ネシアとは切り離されてイメージされているところが残念っすわ。

もっと他の都市も魅力を発信して、「ネシア全体が魅力的でステキだ!」というようになってほしいです!

インドネシアの他の都市を旅して感じたのは、観光でいえば、③スタイリッシュさ④お金が圧倒的に足りないわ。

(おいら的、バリ島が魅力的な理由)
①ネシアの大自然
②ネシア文化
③世界の観光地として磨かれてきたスタイリッシュさ
④お金もいっぱい(投資ってことね)
お土産がスタイリッシュ
でも逆に言えば、それがあればネシアの各都市も世界に発信していける魅力があると思う。

マナドなんてもう少しうまくアピールしたらめっちゃおもしろいのに。温泉もあるし、犬とかヘビが売ってる市場とかの文化もおもろい、海もすんげーきれい、世界一小さな猿もみれる。なんていっても、近くのブナケン島なんて、バリのヌサドゥアの海の100倍きれい。

でも、温泉はせっかくあるのに、こんなんだし(^_^;)
マナド近郊の温泉。ってかプール。
海がきれいな島ではネット使えないし、島行く船は降りる時に海に落ちるリスクを2%もたなきゃいけないw…などなど

まじ、もったいない。

北海道におこられそうだけど、北海道なんてきほんは自然しかないじゃん。でも、その自然の魅力をとてもうまく表現してるし活かしてる。スキー場、大自然から育てた最高の食材と最高にうまくマッチさせた料理。北海道いきてぇー!!

産業でも同じようなことがあるんじゃないかな!?ネシアでしかできない、資源を活かした技術を蓄積していき、一次資源だけでなく、それに洗練された加工を加えて輸出していくということもできると思う。

ネシアの広大な土地をもっと活かして、日本の農業技術をうまく盗んで、うまい野菜の輸出国にもなってほしい。

日本よりも小さい面積のジャワ島では、日本よりも多い1億4000万の人口を活かして世界と競争していけばいいと思う。けど、それ以外の島では、資源がない日本や韓国、台湾、シンガポールというような国とは違う発展の仕方があるように思う。

そんな色んな特色がある島がいくつも集まってできた国、インドネシア。
だからこそ奥深く、おもしろい。




☆ ☆ ☆
お金はがんば、でも伸びてる国だからどうにかいつかなるさ(もちろん会計をやってた身から貢献してく機会はあるだろうけど)。

でも、スタイリッシュさってのは、お金だけで解決できないっしょ。
バリ島は1920年代に欧米のバリ島ブームがあって、世界から観光客や美術家がやってきてその長い間で洗練されて、スタイリッシュになっていった。

おいらが日本から来た最新のスタイリッシュなことを知っている、イケイケかどうかはわかんないけどw、少なくとも違う文化の背景をもった人間が、ネシアの生活、ビジネスで交流していくことは価値があるんじゃね!?

そんな交流の中で、文化がうまく混じりあっていって、ネシアが世界に発信していける独自のスタイリッシュなものが産まれるきっかけになればいいなぁー。

よっし、混じりあうぜよ!(さいごは下ねた!?)

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